憲法9条を守って、世界平和を

「9条の会ごかニュース」

2022年03月24日 22:58

映画観賞会「わが青春つきるとも-伊藤千代子の生涯-」

主人公の伊藤千代子(諏訪市出身)が生きた100年前は、ご承知のとおり多くの国民は貧困と無権利状態におかれ、アジア・太平洋戦争の拡大とともに、治安維持法による思想や言論への弾圧がまかり通っていました。今では18歳以上であれば誰でも選挙権があります。

しかし、当時は1928(昭和3)年に初めて25歳以上の男子のみの普通選挙が行われました。今日に至る間、幾多の困難や尊い犠牲があったことが想像に難くありません。

私どもは、こうした暗黒とも言える時代にあっても決して志を曲げずに生きた伊藤千代子の姿に学ぶとともに、彼女が目指そうとした貧困の撲滅、公正な社会、女性の社会進出などは2015年に国連で採択されたSDGs17目標の中の「1貧困の撲滅」「5ジェンダー平等」「16平和と公正」などに生かされています。

彼女の諏訪高女(諏訪二葉高)校長・恩師の土屋文明(歌人)は、彼女の才覚を惜しみ先駆的な業績を称えて「こころざしつつたふれしをとめよ 新しき光の中におきて思われ」と詠んでいます。まさに「新しき世の中は100年後の今に反映されていると確信します。

日 時 5月21日(土)

午前の部:10時30分~ (開場10時)、午後の部:14時~ (開場13時30分)

会 場 古河スペースU 多目的ホール (茨城県古河市長谷町38−18)

映画観賞券 前売1200円、当日1400円、高校生800円(中学生以下無料)

主 催 映画観賞会「わが青春つきるとも-伊藤千代子の生涯-」 実行委員会

後 援 古河市、教育委員会(古河市、境町、五霞町、坂東市申請中)

お問合せ 090-2757-6286 (秋庭)、0280-84-0882 (高橋)

前川喜平 下妻講演会

日 時 4月17日(日) 14時~16時 (開場13時30分)

会 場 下妻市千代川公民館ホール (茨城県下妻市鬼怒230)

講 師 前川喜平 (現代教育行政研究会代表、元文部科学事務次官)

「憲法と政治権力 今、私たちは何を問われているか」

資料代 500円 (高校生以下無料)

主 催 前川喜平 講演会実行委員会

お問合せ 090-5506-3515 (青木)、080-5482-8633 (大倉)、0280-84-0882 (高橋)

※予約と当日参加で定員150名を超えると、入場制限する場合がございます。

学習会 「いま、日本国憲法が輝くとき!」

日 時 4月2日(土) 14時~

会 場 福祉の森 視聴覚室 (茨城県古河市新久田271-1)

講 師 奈良達雄 (古河市9条の会 代表世話人)

「憲法改悪の動きと参議院選挙/安保法制の廃止をめざす市民連合の役割」

主 催 安保法制の廃止を目指す県西市民連合

お問合せ 090-2757-6286 (秋庭)、0280-84-0882 (高橋)

「憲法改悪を許さない全国署名」を全国で集めよう!

岸田首相は、安倍・菅の戦争・改憲路線を引き継ぎ、「任期中の改憲」に前のめりとなり、維新・松井代表は「参院選と同日に国民投票の実施」と煽ります。また、敵基地攻撃能力の保有や軍事費のGDP比2%を狙い、辺野古新基地建設・南西諸島の軍事要塞化を進めています。自民は改憲4項目として、①9条への自衛隊明記、②緊急事態条項創設、③参院選の合区解消、④教育無償化を掲げています。

自公政権は、憲法9条の解釈を捻じ曲げて集団的自衛権の行使を容認し、特定秘密保護法、戦争法、共謀罪法などを強行し、軍事費は補正予算とあわせて6兆円を超えるなど戦争できる国家づくりを進めています。新型コロナ対策においても緊急事態宣言などの自粛要請、医療崩壊による自宅療養死など自助を強要し、生存権は保障されていません。今必要なのは改憲ではなく、安倍・菅政権の下で踏みにじられてきた憲法の理念を取り戻すことです。

【町議会】ロシアによるウクライナ侵攻に断固抗議する決議

3月7日に開会した令和4年五霞町議会第1回定例会において、議員発議による「ロシアによるウクライナ侵攻に断固抗議する決議」が提案され、即時採決の結果、全会一致で原案のとおり可決しました。(五霞町Hpより)

ロシアによるウクライナ侵攻に断固抗議する決議

令和4年(2022年)2月24日に発したロシア軍隊による侵攻は、ウクライナ人民の生命と国家の主権を侵害するばかりでなく、国際社会の平和と安全を著しく損なうものであり、断じて容認することができない暴挙である。このような大国の武力を背景とした一方的な現状変更は、明白な国際法違反であり、国際社会の秩序の根幹を揺るがすもので断じて容認できない。

また、五霞町は「非核平和宣言の町」である。ウラジミール・プーチン大統領が演説で核兵器の使用も辞さない構えを示唆したことについては、他国への恫喝であり核の不安を助長し、軍備拡張や新たな核拡散を再燃させかねない極めて重大な懸念として受けとめた。

五霞町議会は、こうしたロシアの一連の無謀ともいうべき軍事行為について、厳重に抗議するものである。

なお、日本国政府においては、現地在留邦人の安全確保に努めるとともに、国際社会と緊密に連携しつつ、毅然たる態度でロシアに対して制裁措置の徹底及び強化を図り、即時無条件でのロシア軍の完全撤退を求めるよう強く要請する。

以上、決議する。

令和4年3月7日

                             五霞町議会

9条の会ごかニュース25号.pdf (386836)

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