憲法9条を守って、世界平和を

「9条の会ごか」ニュース

2016年06月15日 14:33

「2016年度 原水爆禁止国民平和大行進」

                                     日時:7月7日(木) 9:30~

                 “一歩でも二歩でも、ご一緒に参加しませんか”

 悪魔の兵器_核兵器の廃絶を訴えて広島、長崎をめざす国民平和大行進が5月6日の東京・夢の島からの出発を

皮切りに、8月4日まで全国全市町村で行われています。

 五霞町には、北海道・礼文島を5月8日に出発した行進が、7月7日(木)に入ります。9時30分に中央公民館前に

集合・出発、10時に役場前で集会を行います。どなたも参加できます。

 

 7月10日 「戦争法」廃止へ、参議院選挙に行きましょう!

選挙権年齢を20歳以上から18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が成立し、2016年7月の参院選から「18歳以上」

が投票できるようになりました。若者の思い、政治を良くしたいの思いを示す絶好の機会です。棄権せず皆で選挙に行

きましょう。

 

☆   「被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」 にご協力を!

 ヒロシマ・ナガサキ原爆の被爆者は、自らの悲惨な体験の上に、後世の人々が生き地獄を体験しないように、「生き

ている間に何としても核兵器のない世界を実現したい」と切望しており、その実現のために、核兵器を禁止・廃絶する

署名への賛同をよびかけています。世界数億筆を標に、国連総会に提出します。

 同封の署名用紙にお一人でも結構ですので宜しくお願いします。8月6日(原爆禁止世界大会)を第一次集約にします。

                                    集約先は青木正彦、高橋宏光まで

 

                    <活動報告>

☆  「憲法フェスティバル 2016」

 5月3日水戸市千波公園で開催された憲法フェスティバルに、五霞、境、古河からの参加者が貸切バスで行ってき

ました。今年のつどいは、若い人、ママさんの参加が目立っていました。

 9条の会交流会では、「2000万署名」の取組みや活動報告が行われました。「戦争法」廃止署名は全国1200万筆

をこえるとの報告があり、五霞からは313筆を報告しました。

 

☆  映画 「サクラ花」 -桜花最後の特攻- 自主上映会に500人超

 5月28日、ユーセンター総和において、上映会を行いました。映画は、戦争末期に茨城・神之池海軍基地から出撃

した「人間ロケット爆弾」と呼ばれる特攻隊員の過酷な運命を描いたものです。

 朝、昼、晩の三回上映され、500人が観賞され、その半数近い方からアンケートによる感想を寄せられました。

「高校生や若者に見せたい」等の感想が綴られています。

 

<一観賞者からの感想>

 私は戦争中に育った世代で、小学生から「忠君愛国」「滅私奉公」「不惜身命」といった精神を叩き込まれました。特攻

隊「桜花」で命を散らした若者と同じ世代です。自身がロケット爆弾になる、それを名誉として散り果てる。これほどの残虐

はない。

 「死んで花実の咲くものか」という諺がありますが、特攻隊は自死の形をとった殺人行為です。映画は、生死のはざまで

葛藤する隊員の心境、ありさまがリアルに描かれていて、胸が張り裂ける思いで見ました。

 戦争はヒロシマ・ナガサキ、沖縄を含め無数の悲劇を生みました。そして、この歴史の上に、戦後社会がつくられました。

「命こそ宝」「個人の尊厳をまもり大切にする社会」-これが憲法の精神であり、戦後の歴史を紡いできました。

 戦後70年間、日本が戦争でただ一人も殺し殺されることはなかった事実を重く受け止め、憲法の値打ちに誇りを持って

守り抜かなければならないという思いを強くしました。良質の映画でした。

9条の会ごかニュース6号.pdf (395,4 kB)

ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名.pdf (99 kB)

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