「9条の会ごか」ニュース
2018年08月18日 22:26"鐘つき護憲表明"と"平和を考える集い"
「憲法9条は人類の灯火」。私たちは、この9条を守り抜くため、一人ひとり
の意思を表明する行事として、毎年9月9日9時"鐘つき護憲表明"を行ってきま
した。数の力で強引な手法を続ける、安倍政権の憲法改正のもくろみを黙ってい
るわけにはいきません。当会では、恒例の"鐘つき"と合わせ"平和を考える集い"
を下記の日程で実施します。皆さんの思いをぶつけ合いましょう、奮ってご参加
ください。
記
【 9月9日(日) 9:00~11:30 】
◆ 「戦争を繰り返さない」 誓いの鐘つき
憲法前文と第九条を朗読、参加者による鐘つき
場所 善照寺(五霞町江川1441-1)
時間 9:00~9:30
◆ 学習会 「平和を考える集い」
DVD 沖縄慰霊の日"平和の詩「生きる」"
場所 ふれあいセンター(五霞町江川179-1)
時間 10:00~11:30
<平和の詩「生きる」(抜粋)>
沖縄県浦添市立港川中学校3年 相良倫子
私は、生きている。マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、心地よい湿気を孕
んだ風を全身に受け、草の匂いを鼻孔に感じ、遠くから聞こえてくる潮騒に耳を
傾けて。(中略)
七十三年前、私の愛する島が、死の島と化したあの日。小鳥のさえずりは、恐
怖の悲鳴と変わった。優しく響く三線は、爆撃の轟に消えた。(中略)
私が生きている限り、こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許
さないことを。もう二度と過去を未来にしないこと。全ての人間が、国境を越え、
人種を越え、宗教を越え、あらゆる利害を越えて、平和である世界を目指すこと。
生きる事、命を大切にできることを、誰からも侵されない世界を創ること。平和
を創造する努力を、厭わないことを。(中略)
だから、きっとわかるはずなんだ。戦争の無意味さを。本当の平和を。頭じゃ
なくて、その心で。戦力という愚かな力を持つことで、得られる平和など、本当
は無いことを。平和とは、あたり前に生きること。その命を精一杯輝かせて生き
ることだということを。(後略)
「2018年 原水爆禁止国民平和大行進」
7月5日に「原水爆禁止国民平和大行進」が古河から五霞町に入り、雨模様の
なか、中央公民館から役場まで行進。
古河からの参加もあり、五霞町役場前の集会では役場職員を含め約50名が集
まり、町長、議長からの激励をうけ、核兵器廃絶を誓い合いました。
同日の行進は、境町、坂東市、常総市につなぎました。
「ヒバクシャ署名 873万人に」 首長は1,132人
ヒバクシャ国際署名連絡会は8月6日、広島市内の全国交流会で「被爆者が訴
える核兵器廃絶国際署名(ヒバクシャ国際署名)はこれまでに873万人分が集ま
った」と発表しました。このうち、知事・自治体首長の署名は1,132人。
一方、歴史的意義をもつ核兵器禁止条約には、これまで59カ国が署名し14カ国
が批准しています。核保有国が条約への敵意を示し妨害するもとで、重要な前進
です。核兵器禁止条約は、50ヵ国目の批准書が国連に寄託された後、90日で発効
します。
「9・30第4次集約めざし3000万人署名を進めましょう」 (抜粋)
2018年7月22日 延長通常国会の閉会の日に
安倍9条改憲NO!全国市民アクション実行委員会
6月7日の第一次署名提出の後も、各地・各団体などで集約された署名用紙が
連日到着しており、延長国会の7月上旬に約100万人分を追加提出しました。
私たちは、今期の通常国会での「改憲発議」を阻むことに成功しました。しか
し、安倍自民党は、戦争法の発動や9条改憲論に利用してきた「北朝鮮の脅威」
が揺らいでも、なお「年内発議」を断念していません。
安倍自民党は、戦争できる強権国家の妄想と党利党略を合体させた改憲草案を
持ち出していますが、世論の支持は得られず、来年は重要な政治日程が立て混ん
で、「改憲案の国会発議→国民投票」という彼らのシナリオの実現は容易ではな
く、ますます焦りの色を濃くしています。秋の臨時国会に再び署名の山を積み上
げ、「3000万人署名」の力を示しましょう。
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