「9条の会ごか」ニュース
2025年12月07日 13:11"鐘つき護憲表明"と"学習会「原爆投下の惨禍を考える」"
9月9日(火) 9時から長命寺さんで開催しました。「鐘つき護憲表明」では、憲法
前文・第九条の朗読と誓いの鐘つきを、参加者全員で行いました。
学習会「原爆投下の惨禍を考える」では、DVDを視聴し意見交換を行いました。
DVD 【広島の戦跡を巡る】 誰も知らない原爆の歴史と真実
・マンハッタン計画(1945/7/16 約3,000億円かけて原爆開発)
・原爆投下目標地選定委員会(17都市から絞り込むプロセス)
・指導者の決断(広島では人口35万人がその年死者14万人に)
DVD 【原爆投下80年】 広島で何があったのか...被爆者の最後の世代に聞く(BBC)
・アメリカは戦後7年間日本を占領し、広島・長崎の被害に対する報道を厳しく検閲した。
・原爆投下の医学的影響を調査する委員会を設置するも、不妊や精神的・身体的健康へ
の影響が世界に知られるまでには何十年もかかった。
DVD あす広島原爆投下から80年 惨状伝える写真を撮影したカメラマン(ANN NEWS)
・松重さん(中国新聞社カメラマン)が被災者の記録写真撮影
・「プレスコード」発令(1945/9/19 GHQ)...原爆報道の規制、1952年失効(7年間)
・監視の緩い「夕刊ひろしま」に、被災記事と判りにくい形で報道(1946/7/6)
<意見>
〇絵を描く仲間が3.11後、こぞって福島に描きに行っていましたが、何故そうするのか、
そうしなければならないのかわからずそれらの動きを眺めていました。
〇(自分の感じたことをもとに)記録することが大切なんだなということがわかりました。
〇そして表現する時にはどうしたら伝わるかを考えて、その方法を見つけ出すことの
大切さも気づかされました。
〇今は核兵器が小さくなったり極大になったりしていますが、どんなものであれ放射能
による後遺症も大きいということが大切であると思った。高校生の描く絵でもそこを忘
れないようにしたい。
〇核兵器禁止条約の多面的なまなざしをみなに伝えたいと思った。
〇とても勉強になりました。これから次の世代にどのように引き継いだらよいかが大きな
問題ですね。
〇何を見るか、あふれてくる情報の中から見つけるには、自分から探しに行くことが
大切になると思いました。
〇近代史特に戦前・戦中・戦後は、学校で学べなかったことに目を向けずにいたことを
思いしらされた。
〇情報統制「プレスコード」、言葉さえ知らなかった今は?
〇核の脅威や軍拡競争への懸念が高まっている今、「核の抑止力」うたう指導者にどう
伝えていけるのか。
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